モルタル外壁の種類と特徴の紹介

2018年05月14日

外壁塗装

 

モルタル壁は金網(ラス)などの上に水・砂・セメントを混ぜた材料を左官コテで塗って仕上げたもので、アルカリ性が強い、耐久性や耐水性・耐火性に優れる、材料費が安価であるなどの特徴があります。そのため1980年代頃までの一般的な住宅の外壁に広く使用されていました。今でも築25年以上の古い住宅で見かけることがあります。費用が安くて耐久性が高いのですが、表面の形状によっては汚れが付きやすい、ひび割れが生じるので数年~10年毎に補修や塗り替えが必要になることがデメリットです。モルタルの材料は砂とセメントですが塗り方によっていくつかの種類があり、見た目や耐久性などに違いがあります。

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●スタッコ壁
スタッコ材(化粧しっくい材)を5mm~1cmの厚さになるように壁に吹き付けることで、重厚感や高級感のある外壁に仕上げることができます。
スタッコ壁には吹き付けた後にそのまま乾燥させる「吹き放し仕上げ」と、ローラーで押さえた「ヘッドカット仕上げ」の2種類があります。
凹凸が大きいので高級感のある壁に仕上がりますが、汚れが付きやすいという欠点があります。

●リシン壁
表面に細かい砂が一様に付着してザラザラしている砂壁状の壁がリシン壁です。
低コストで成功することができるため、1980年代頃までに一般的な住宅用の外壁で多く使用されました施工費用が安くてザラザラした表面で光沢が無いので落ち着いた感じに仕上がるというメリットがありますが、壁面にクラックが入りやすいのと汚れが付きやすいという欠点があります。
そのため最近はモルタルの上にポリマー系のリシンを吹付けて仕上げることが多いです。

●吹き付けタイル壁
各種のタイル材を3mm程度の厚さになるように壁に吹き付けて仕上げた物で、陶磁器のような美しい仕上がりになります。
「吹き放し仕上げ」と「ヘッドカット仕上げ」の2種類があり、施工方法によって凹凸の深さに違いがあります。シリコン系やフッ素系のトップコートを吹き付けて仕上げることで、耐久性を高めることができます。

●ローラー仕上げ
ローラー仕上げは現在でも店舗の壁などに使用されることが多い方法です。
作業性が高くて作業の際の危険性が低いので、自分で仕上げることも可能です。壁面にモルタルを塗ってからパターンローラーで仕上げを施すことで、様々な模様を施すことができます。耐久性を高めるためにトップコートで仕上げを行う方法(複層仕上げ塗り)もあります。

 

 

遮音効果の高い外壁材でリフォームを行う

2018年05月07日

外壁のメンテナンス

 

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中古の住宅を購入しリフォームをして住みやすい環境を整える際に、多くの方が防音性や遮音性の高い建物にするためにも、
外壁改修・リノベーション工事を行う場合が増えてきています。特に自宅が道路沿いや線路沿いにあるときは、
自宅内にいても外部の音が気になってしまい、リラックスできる快適な空間を維持することができなくなってしまいます。
また自宅内で楽器の演奏などを行いたいと思っている方は、外部への音の漏れを気にする方もおおいので、遮音、防音効果の高い外壁が注目されているのです。
(楽器演奏の場合は音だけでなく振動も問題になる為、防音室を室内に設ける必要があります)

一般的に防音効果の高い外壁材として利用されているのは「金属系サイディング」と「ALC板」の2種類です。

金属サイディングとは、表面はスチール板で裏には断熱材を入れたサイディングを指しますこの外壁材はサイディング材としては比較的遮音性が高いとされていますが、

更に遮音性を高めるために防音シートを封入したり内壁の石膏ボードを2重にしたりと工夫する場合もあります。また中に発泡ウレタンが付着している物もあり、
優れた遮音性や防音性を期待することができます。
他にも断熱性や耐震性、耐凍害性も高いのでリフォーム用外壁材としても多くの戸建てで利用されている特徴があります。また鉄骨造のビル等にも
使用される場合があります。コストにかかる費用も少なく済むので費用を最小限に抑えることが出来るとして人気が高くなっています。
しかしながら欠点が全くないではなく、ガルバリウム鋼板やアルミ素材が多いため錆には強いのですが、全く腐食しないというわけではない為それなりのメンテナンスが必要です。
ALC板は軽量気泡コンクリートを指し、耐火性から耐震性、断熱性や遮音性等、建物に求められる様々な性能を高レベルで満たす事ができる外壁材となっています。
近年の鉄骨造りのビルやマンションでは主流になる外壁材の一つで弊社で改修工事を行うビルも下地がALC素材の建物が多くあります。
機能性が高い素材は人気が高いですが、デメリットとして凍結に弱いという注意点があります。建物に使用されている壁材は何かがぶつかった際に塗膜が剥がれてしまうと、
気泡状態の素材に雨や雪の水を含ませてしまう可能性があるのですしかし冬季は気温の差が生じることで壁材が凍結してしまうことで、素材の中で爆発が起こってしまい
塗膜が剥がれてしまうだけならまだしも、ALCそのものが爆裂を起こし落下してしまう危険があります。
弊社では函館でALC下地のビルの補修工事を行ったことがあるのですが、その補修理由が「凍害により壁が落下してしまった」というものでした。
これがまた困ったことに、どこからかまた水が廻ってその時の部分補修の爆裂が再発、再び出向いた記憶があります。全体工事を行えばよかったのでしょうが
予算も掛かるところですし難しい限りです。
また、防水性が低くく、ALC板を壁材として利用する際にはむき出しのままで使用せずに防水性を有する何らかの仕上げ材で表面を保護することにより
ALC板の特徴である小さな気泡に雨や雪による水分が入り込むのを防ぐことが出来るようになります。
弊社で扱うことが多いのは断然ALC下地の建物ですが、まれに金属系のサイディング材の建物もあります。弊社としては、塗装工事・タイル工事・シーリング工事・防水工事
がメインになりますのでALC下地の建物が多い方がありがたいといえばありがたいのですがね。

 

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LIXILの安価で美しい外壁用タイル

2018年05月01日

その他, 外壁のタイル工事

 

これまでは水に強いという特性上、浴室やキッチンなど室内の水回りに使われる事が多かった”タイル”を外壁材として用いる事が人気を集めており、各住宅メーカーが新製品を導入している中で、取り分けて支持を得ているのがLIXILの製品です。
外壁に採用する事により得られる利点は多々ありますが、最も魅力的なのは従来の材料では得る事が不可能な高級感と重厚感です。
従来の様式のように下地が見えたり釘などが見える事がないので非常に滑らかな見た目にさせられますし、滑らかであるからこそ汚れが付着し難くメンテナンスフリーで長きにわたり美しい状態が保たれます。
汚れと共に付着するカビや苔の心配をする必要も無いため、木材のようにおよそ10年に一度の頻度で工事を依頼したり塗替え作業をする必要が無く、長い目で見ると多額の修繕費が節約可能になります。
通常そうしたメンテナンスフリーで美しさにも長けていて節約に繋げられる場合初期費用が高額になりますが、LIXILはタイルの持つ能力が高いものの高額であるという実情を打破すべく相場よりも大幅に低い価格で販売に踏み切り、今日のように外壁材としてのスタンダードに確立させた経緯もあります。
そして、塗装を必要としないタイルであるからこそ一件の住宅に対し複数の色合いを兼ね合わせる事も容易に行えるため、南側のように太陽光が当たりやすい面に対しては明るめのタイプを採用し、北側のように陰になる面には色味が濃いタイプを採用するといった使い分けをする事もできます。
方角により色の使い分けをするのは見た目がお洒落で明るい雰囲気になるだけではなく、太陽光が当たりにくい北側は気を付けていても雨による水垢やカビなど目立ちやすくなるので、それらをカバーするためにも柔軟に濃い色にさせられるタイルが重宝します。
また、製造工程においてレンガのように高温で熱して生成していく材料であるため、表面上に塗装している物とは違い長年にわたって南向きの面に使用し続けていても色褪せる事がありません。
そして、焼き上げて生成しているからこそ乾燥性に長けており、太陽光を浴びる事により自発的に素材の水分を蒸発させて乾燥状態にできるので、南側については一切のメンテナンスを行っていなくてもカビなどが生じないのも魅力です。
さらに、昨今は地震などの自然災害が相次いでおり住宅にダメージが生じる事例も稀有ではないですが、タイルは連なっている外壁材とは違い一つ一つが独立しているので剥がれ落ちたり破損した箇所のみ交換すれば良く、被害を最小限に食い止められ修理費用も小さくできます。

 

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モルタルならではの外壁塗装

2018年04月23日

その他, 外壁塗装

 

1990年頃までは日本の木造住宅の外壁面に用いられる材料はモルタルが主流でしたが、
作業工程が複雑である上に工期に要する日数も多くなるという点からコストが割高になりやすく次第に採用率が減少し、
今日では使用される事例が見受けられなくなりました。

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しかし、現在主流になっているサイディング系の材料にはない利点が複数あり、特にテクスチャーというパターンや模様を
自由自在に描ける様子は他には無い強みですし、吹付け塗装を講じる場合にも仕上げの方法が複数に分けられているので、
理想を現実化させやすいという魅力もあります。そのため、新築住宅では外壁面に採用される事が無くなったものの、
リフォームを行う場合ではモルタルに拘る方も少なくなく、他にはない独特な雰囲気が醸し出せるようになるので、尚更愛着が感じられる家にする事ができます。

そうしたモルタルの状態を良好にキープするためには性質をきちんと理解しておく事が大切であり、
現在の外壁材に比べクラック(ヒビ)が入りやすい点など踏まえ、高い頻度で目を向けて点検してあげましょう。
高い頻度で目を向けて点検をしてあげる事は見た目を良好に保つ事だけに限らず、いつ外壁塗装を行うかという目安を
見つけることが出来ます。

庇の下部などの上部は危険が伴うので梯子などを使って見る必要は無いですが、風雨が強かった日の翌日や台風が過ぎ去った後は
入念に外壁面に異常がないかチェックすると良いでしょう。

また、現在新築住宅の外壁に採用される事例が減っている理由としては、表面上にザラつきが感じられ汚れが付着しやすい事も影響しているのですが、
汚れが付着するという事は同時にそれらを栄養源として生きている苔や藻、カビも合わせて生えてしまうという裏付けにもなります。
カビなどは硬い材質であっても難なく深層部まで根を張る事ができるので、外壁塗装塗膜に根付いてしまい汚染の原因になってしまいます。

そして現在モルタルを使う時には下地として用いる添加物が以前よりも上質になっていたり、メッシュを入れたりするようになっているため、
目に見えて大きなひび割れは起きにくくなっていますが、小さなヒビでも見逃さず、細目に点検整備を受けると美観の長持ちにつながります。
とはいえ、忙しくてなかなか手が回らないですよね。というわけで何か困ったこと、不安なことがあればご相談ください。

 

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外壁塗装をする際には色の選び方が大切です

2018年04月16日

外壁のタイル工事, 外壁塗装

 

外壁塗装では色の選び方によって、自分の家をよく見せることが出来ますが、

選び方を間違えてしまうと失敗する事にも繋がりかねませんので、注意が必要です。

外壁塗装で良い色を選ぶ為の条件ですが、自分の家の周りの風景を見比べてから選ぶことが一つの基準になります。
町並みに合わない色を選んでしまうと自分の家だけが目立つ事になるので、
目立つことを気にしない方なら良いですが、町並みからも浮いてしまう可能性があるので、注意が必要です。
まあ、あえて目立つことを意識して色を決定する方もいらっしゃいますが…

地域によっては「景観条例」というのがあり、外壁塗装や防水工事などで外壁リフォームを行う場合
外壁塗装で使用する色のマンセル値、艶等を示した書類を役所に提出したりする必要があったりします。
弊社で今現在進行している京都のマンションの大規模修繕では先ほどのデータを示した書類を
作成するのに四苦八苦しました。

弊社では色の相談をされることも多いですが、赤や黄色といった原色系を家やマンションに使用する人はいないでしょう。
しかし店舗等のイメージカラーもあり、テナントビルではたまに使用します。「極濃彩色」と言われ
塗装の劣化が早く、塗料代も高くなります。更に塗料を重ね塗りしても透けやすく通常の「下塗り+上塗り2回」
の塗装方法ですと下地が透けてしまったりします。弊社では原色系の塗装の場合は「下塗り+上塗り3回以上」で施工する場合が
多いです。やはり最終的に決まるのは淡い色、「白に近いベージュ」や「白に近いグレー」等が多いです。
個人的には現代的イメージの「白+黒+打ちっ放し風塗装」というのが好きな組み合わせです。

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そして、色を決定する際に色見本帳やメーカーのカタログの色見本を参考にする場合が多いと思いますが
その色見本ですと非常に小さい枠に色が塗られており、その色を外壁全体に大きく塗った場合、
自分が想像していたよりもかなり明るく見えます。その為、費用が掛かる場合もありますがいくつかの塗装色候補を選定の上
「塗板」と呼ばれる見本板を作成してもらいその中から色を決定するのも一つの手です。

「塗板」は200㎜×300㎜程度の大きさで(大きさは何種類かあります)色見本帳よりはるかに大きいため
明るさの見え具合も比較検討することが可能です。

更に色を見比べる際に、暗がりや蛍光灯、電球の下で見る見え方とお日様が当たる場所で見る
色の見え方では色が違って見えますから色を見比べる場合は屋外でお日様の下見比べる必要があります。

外壁塗装や防水工事は再々やる事ではないのでご自身でしっかり考えて、相談する際には
自身のイメージをしっかり伝えましょう。経験豊富なスタッフであればきっと良い提案をしてくれるはずです。

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外壁塗装時のガラスのマスキング(養生)について

2018年04月09日

その他, 外壁のメンテナンス, 外壁塗装

 

外壁塗装リフォームを行う時、工事中は窓ガラスの開け閉めが出来なくなると言われています。外の空気を室内に取り入れたい季節などの場合、少々不便に感じる人も多いと言えましょう。開け閉めが出来なく理由は、ガラスにペンキや汚れが飛び散るのを防ぐためのビニールシートのマスキングを施すからです。
業界で一般的に「養生」といわれるこのマスキングは、これまた業界では「マスカー」と呼ばれる養生材を使用してサッシ全体を覆い被せるようにマスキングします。
場合により、塗装用の養生テープや、養生シート、パイオランテープ等さまざまな養生材を使用して養生を行います。
窓を開けようとすると、テープ等で固定が行われているため、工事中は窓を開け閉め出来なくなるわけです。
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壁面を塗装する場合より溶剤臭の少ない水性塗料を使用することが多いのですが、それでも塗料の匂いがします。
場合によっては、具合が悪くなる方もいらっしゃるため窓は閉めていた方が賢明です。

ちなみに、塗装工事だけでなくマンションのバルコニー内に絡む作業では、窓の開け閉めやバルコニー内への出入りや洗濯物干し等が制限され、日曜日や祝日の休工時に洗濯をお願いいただく場合が
ほとんどです。弊社ではなるべく早めに工程や告知を出したりしてなるべく通常の生活の妨げないように努力はしておりますが、工事の進行上やむを得ない点でもあり、いつも申し訳なく思ってしまいます。
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養生は地味な作業で塗装が完了した後はなくなってしまうので軽視されがちですが、実際のところ、この養生
の工程が終わった段階で塗装工事の半分は終わったものと言えます。養生の良し悪しが塗装の出来栄えを左右するといっても過言ではない為非常に重要な工程となります。良い職人さんの養生は非常に美しく、作業も早く的確で最終的に養生を剥がしやすいようにもなっています。

養生後、外壁塗装リフォームの流れとして塗装の工程に入りますが、塗装用のローラーが使用しづらい入隅等は刷毛を使用して先行塗装を行います。(業界用語で「ダメ込み」と言います)
その後、広い面はローラーで塗装して全体を仕上げていく形となります。

 

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外装材として用いられる様々な種類のタイル

2018年04月02日

外壁のタイル工事

 

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建物のイメージを大きく左右させるのが外壁であり、新築・リフォーム・リノベーションを検討する方が特に入念に計画し強い拘りを形にする譲れない点でもあります。

弊社で取り扱う建物の多くはビルやマンションで、築年数40年以上も経つ古い建物の多くは外装仕上げ材として外壁塗装を施されているのが一般的でしたが、
現代は機能美と実用性の両面からタイルが主流になっており、特に通り面などの人目が気になる部分の仕上げ材としてはタイル張り仕上げでの建物が目立ちます。

ただし、一言でタイルとは言っても様々な種類に分けられていますし、当然のことながら内壁と外壁では環境が全く異なるので、
各々の特徴と違いに関しても知り建築物が存在している地域の風土や気温、湿度も考慮し理想を現実にしていくようにしましょう。

そもそもタイルという素材は砂や石といった天然の素材を使い、高温状態にして焼き上げて固めた物の事を指し、かつては浴室などを除き一般住宅で使われる事は少なく、
ビルや公共施設などの床面や内装の一部に用いられるのが定例でした。ところが、高温にして焼き固めるという方式はレンガを作る過程と通ずる事がある事から、
レンガと同じく耐久性に富んでいる事が判明したため、現代建築のように一般住宅やビル・マンションの外壁材としても使われる事が一般化しました。

様々なタイプがある中でも取り分けて耐久性があるのが磁器質という種類であり、製造過程において生じる温度は最高で1250度を超える事から非常に硬く水分も一切含んでいません。
もちろん製品として仕上がった後も水気を吸収する事は無く、高温で水気と不純物を飛ばしているため本来の透明度が表面に現れており、外壁材として使用すると清潔感と共に都会的なイメージの住宅に仕上げられます。
しかし、1250度を超えた温度で処理し非常に硬化させている事から、素材に対し人の手が加えられないので加工を施したいという方には不向きです。
そうした表面上に対し加工をしたいと考えている方は、生成時の温度を若干下げておよそ1200度で焼き固めている種類を選びましょう。
最も低い温度で作り上げられる陶器質に比べると若干透明度が損なわれますが、磁器質のような硬さが無いので表面に加工を施す事が可能で、割れるといったリスクもありません。
陶器質がタイルの中で最も低い温度で作られるとは言っても1000度を超えているので高温である事には変わりないですが、タイルはデリケートな材質なので少しの温度差が完成後に大きな違いとなって表れます。

 

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外壁塗装とコーティングをやり直すタイミング

2018年03月26日

外壁のメンテナンス, 外壁塗装, 外壁補修工事, 外壁調査工事

 

外壁に塗布されている塗料の塗替え作業の事を外壁塗装と呼び、塗料にも外壁と同様に耐用年数が存在しているため、一定期間が経過すると各部に劣化が見受けられるようになります。
用いる塗料やコーティング剤により耐用年数には差異が生じますが比較的耐用年数が長く設定されているタイプでも時間の経過と共に劣化する様子が目立ち始めるので、塗替えを検討されては如何でしょうか。tosou_timing
気象条件や立地などによって耐用年数は変化しますが、劣化具合を目視確認するように心がけていただき、正しいタイミングで外壁塗装をするのが大切です。

塗替え作業が必要な理由は外見の美しさを保つのは当然ですが、重要な事は建築物自体の寿命に直結する点です。
外壁は屋外に存在しているため、絶え間なく雨風と紫外線に晒されており、とても過酷な環境下にあります。そのようなダメージから保護してくれているのがコーティングも含めた外壁塗装です。

正しいタイミングで塗装が行われていない場合ですと建物の耐水性が失われてしまい内部に雨水が侵入するようになります。水気が入ってしまうと内部に存在している断熱材も水分を含んでしまい、カビが生じるようになります。
そうした二次被害を引き起こさないために外壁塗装は行わなければならず、中でもビルやマンションというように不特定多数の人々が一箇所で生活している物件ではオーナー様における修繕義務とされております。
外壁の耐久性を左右するのは用いる塗料の種類が深く関係するため施工時には各種類について各々の特性についても知っておくと良いと思います。
具体的には・・・
ウレタン樹脂塗料であれば7年から10年程度が耐用年数とされています
フッ素樹脂塗料であれば15年から20年程が耐用年数なので
比べてみると差は歴然としています。

このような違いをご理解いただいた上で、塗り替えに最適な塗料を判断し耐用年数やご予算を考慮し、より良いご選択が出来るようご相談いただければと思います。
一般的に建築物の外壁はおよそ10~15年が経過した頃に劣化が顕著になり始めるため、建築後10~15年程度が経過した頃からは双眼鏡などを用いるのも効果があります。
また、目視のみのチェックに頼らず壁に直接手で触れてみて白色の粉が付着するかチェックしてみてください。

ご自身で判断が難しい、という場合はご遠慮無くご相談ください。

 

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日本の外壁塗装の歴史の流れ

2018年03月19日

その他, 外壁塗装

 

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外壁塗装は住宅を長持ちさせるための役割として、大きなメリットを持っています。
昨今の日本の家屋では、この技術は当たり前に見かけることができます。
ただ、いつ誕生しどのように存在が広がって今に至ったのかを知る人はあまり多くはありません。
ここでは、その歴史の流れについてみていきます。

塗装という広いカテゴリーで言えば、漆塗りなどの工芸品や土器などの発掘から歴史は深いものとなります。
しかし、建物の外装に関しては古くは草壁や土壁で出来たものが多く、外壁の塗装をするという文化は日本にはありませんでした。
竹を編んだものに土を塗り重ねて、乾燥させた壁に白土を上塗りするという白壁が有名です。
戦国武将の白い城も塗料によって白くなっているわけではなく、あくまで白土を壁に塗っているだけなのです。
日本家屋ではこの白壁が主流となっていました。

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外壁の塗装技術が誕生した背景には、明治維新後の西洋文化の伝来があります。
西洋の文化には日本の常識を覆すものも多く伝えられ、家屋に関する知識や技術もその中の一つです。
1854年3月31日、日米和親条約が締結された建物に施したのが日本で初めてだと言われています。
その後、明治時代には茂木兄弟の二人によって練り塗料を製作され、翌年に開催された第二回内国勧業博覧会にて褒章を受章して広く知られることになりました。
また同年には「光明社」という会社を立ち上げて塗料の国産化も始まります。
現在でも「日本ペイント株式会社」と名前を変えて存続しています。

当初の塗料は乾性油や天然樹脂を基準としたものだったため、乾燥までの時間や耐候性に改善の余地がありました。
合成樹脂技術の登場や、昭和に入ってからフタル酸樹脂塗料等が開発されたことで塗料が抱える問題を解決していくことになります。
さらに、戦後になるとエポキシ樹脂や塩化ビニール樹脂塗料の実用化が進められたことで、その性能は飛躍的な進化を遂げています。
現在では高耐久性タイルやウレタン、シリコンやフッ素などに発展し、今もなお改良が加えられているのです。
環境問題に配慮した低汚染塗料や、防カビ機能の向上、断熱性を兼ね備えたものなども登場しています。

このように外壁塗装の歴史は、塗料の進化の歴史でもあります。
少しずつ日本の住まい環境が変化する以上、その進化も止まることがありません。
また、環境への配慮や住まいの在り方などの価値観も外壁には込められているのです。

 

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ビルの外壁塗装はなぜ必要なのか

2018年03月12日

外壁塗装, 外壁補修工事

 

ビルの塗料には耐用年数が存在し、一定の期間を過ぎると経年劣化してしまいます。
塗料によって耐用年数は異なりますが、見た目に劣化が見られるのであれば塗り替えを検討する必要性が出てきます。
外壁塗装に対して外見の美しさを維持することに焦点が当てられやすいですが、他にも重要な役割があります。

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ここではなぜ外壁塗装の必要性があるのかをご説明いたします。

塗装の効果として挙げられるのは、建物の寿命を延ばすことです。
強い日差しによる紫外線や、雨風にさらされることで建物へのダメージが蓄積されてしまいます。
塗料が剥げた隙間から雨水が侵入してしまうと、雨漏りやカビの発生原因になります。
外壁塗装によって防水性を向上させることで心地良い住みやすさが維持できるのです。
使用される塗料の種類にはアクリルやウレタン、シリコンやフッ素などの種類から選択可能です。
以前はモルタルの外壁が主流だったこともあり、アクリル性のものが多く使用されていましたが、7年から8年程度で劣化してしまう耐久性の低さが問題となっていました。
シリコン塗料の場合には、耐性年数が10年から15年と倍近く現在の主流となってきています。
そのためビルの外壁塗装の選択肢としても選ばれることが多いのです。
弊社で最も多く使っているのも、このシリコン系塗料です。

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このように塗料には定められた耐性年数がありますが、実際に経年劣化を見極めるためには、ひび割れや塗料が剥がれていないかを目視点検が欠かせません。
洗っても落ちない汚れが付着していたり、カビやコケが生えていたり、触ると白い粉が手に付着したりする場合(チョーキング)が塗り替え時期のサインと言われています。
雨漏りなどの実害がある前に気を配る必要があります。
外壁が劣化しているのにも関わらず、そのままにしてしまうと雨漏りの原因になったり、下地の躯体を傷めてしまう原因になったりと
塗装はもとより下地の補修に多くの費用が掛かってしまいます。
建物内部に影響が及ぶ前に外壁塗装を検討いただければと思います

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作業は基本的に季節に関わらず行うことができますが、一般の家屋に比べてある程度の期間が必要です。
1ヶ月から2ヶ月、大規模なものでは3ヶ月以上かかりますので季節をまたぐこともあります。
地域によっては天候環境によって左右されますし、屋外工事であるため雨天中止で梅雨の時期には長引くことも。春や秋頃の工事が最適ですが、ご予約が集中することがございます。
ご検討中の方、まずはご相談ください。

 

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