東京|豊島区のマンション外壁シーリング工事

施工面積の割にはかなり多めのタイル不具合があり思ったよりも時間がかかって苦戦しましたが何とかタイル工事が終わり次工程のシーリング工事を行う事に。ちょっと今回は写真が少なめで…スミマセン(^^;

前回記事ではタイル工事をひとつの流れとして紹介したためにタイル斫り~下地処理~タイル張り~タイル目地入れ~塩酸アク洗い(酸洗浄)とひと通りの流れで工程をご紹介しましたが、実はシーリング工事はタイル目地入れと塩酸アク洗いの間に工程があります。

なぜ、タイル目地入れの後にすぐに塩酸アク洗いを行わないかというと、次工程のシーリング工事の際に使用するシーリングの養生テープが壁につかなくなってしまうのです。微量の塩分が残ってしまうのでしょうか・・・ちょっと原因は分からないのですが…私が職人として現場に出ていた頃ですが、新築工事など大面積でタイルのアク洗いを行う場合、現場監督が工程を間違えて先に塩酸アク洗いの工程を入れてしまいシーリング屋さんと大揉めになってしまったことがありました。シーリング職人さんもテーププライマーを使ったりして何とかシーリング養生テープが付くようにしてシーリング工事をやっていましたが、プライマーに汚れが付着して黒ずみが残ったりと1工程間違えるだけで結構散々な目にあいます。まあやはり標準の工程はきちんと守るべきですね。

シーリング工事に話を戻すとして、この豊島区のマンション工事では外壁調査の結果が非常に悪く当初予算をかなりオーバーしてしまったこともあって結局シーリング工事は行わずにタイル工事に集中することとなりました。しかしながらシーリングが絡んでいるタイルを張り替えた場合、シーリングも一緒に剥がれてしまう事になりますので部分的にシーリングのやり替えが必要となります。

外壁修繕工事におけるシーリング工事はまずは現状のシーリングを撤去するところから始めますがタイル張替絡みのシーリングについてはタイルを斫る際に一緒に剥がれてしまう場合も多々ありますので、この工程が省かれる場合もあります。この豊島区の現場の場合はシーリング材が硬化不良を起こしており、本来ゴムのような弾力があるはずですがかなりドロドロなってしまっています。そのような状況でのシーリング撤去である為通常の倍ぐらい手間がかかってしまいます。

シーリングを撤去した部分の溝の両脇をシーリング養生テープで養生します。シーリングの溝の脇に微妙に元々のシーリングが残っている場合がありますがその場合はその部分が見えないように養生する必要があります。

養生後、溝にシーリングプライマーを目地刷毛」と呼ばれる細い刷毛で塗ります。この時注意する必要があるのが、このシーリングプライマー必要でない部分に付着させてしまうとその掃除がかなり困難な材料で「シーリングを打ち込む部分以外に付着させない」というのが大前提となります。

プライマー塗布後プライマーが乾燥しているのを確認してからシーリング材を打ち込みます。シーリング材を打ち込む際は専用のシーリングガンに材料を充填したものを使用します。今回の豊島区のマンションの現場ではシーリングの施工量が少なかったのでカートリッジタイプのシーリング材を使用してシーリング充填となりました。

シーリング充填後、シーリング材をヘラで均します。この「ヘラ」が重要でシーリングの仕上がりを左右するといっても過言ではありません。ホームセンターなどに出来合いのヘラも売ってはいますが、基本的には職人さんが使いやすいように自身で作成したものを使用します。一度作成したヘラは都度洗浄して使用すれば壊れるまで何度も使用できるため、一度作成したものは廃棄せずにツールボックスにどんどん溜まっていきます。職人さんによっては数十本、数百本溜まっている人もいるかもしれませんが溜まって行けば溜まったで現場ごとに作成する必要がほとんどない為それはそれで必要なのです。

ヘラで均した後テープ養生を剥がして完成となります。基本的にシーリング材が乾かないうちに養生剥がしをしますが、状況によってはシーリング材乾燥後に撤去する場合もあります。乾燥後に養生テープを剥がすと硬化したシーリング材と養生の切れ目でうまく切れずに仕上がりを悪くしてしまう事がある為です。

文中でも記しましたがこの現場の施工範囲のシーリングがほぼほぼ硬化不良を起こしておりまして、本来ならば全て打ち替えるのが一番良い策だったとは思います。しかしながらお客様にとしてはどうしても「予算」という部分が付きまとってくる訳でありましてどうしようもない部分ではあります。弊社が得意とする無足場での施工は次にシーリング工事を行う際にも仮設足場を必要としない為、1期工事でタイル、2期工事でシーリングと施工を分割しても余分な仮設費用を抑える事が可能です。その為すぐには予算がない現場では非常に重宝される工法ともいえます。

シーリング工事は目立たない内容ではありますが、外壁防水の要として重要な役割を果たします。そうであるからこそ弊社の技術をご指名いただければ幸いです。

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