東京|千代田区、ビルの外壁塗装工事~下地補修~外壁塗装工程まで

飛散防止養生ネット

ビルの外壁塗装工事は、弊社の工事項目の中でも最も多いもののひとつです。千代田区のような都心で塗装工事を行う際に気を付けたいのが塗料の悲惨です。どうしても塗料自体が液体である為に飛散による汚損と隣り合わせの工事ではありますが、極力トラブルの無いよう弊社独自の対策を行い汚損事故の無いよう気を付けて施工しております。

本記事では、東京|千代田区のビルにおける外壁塗装工事の一部始終を公開させていただき、弊社の外壁塗装工事における工夫とこだわりをご覧いただければと思います。

◎工事概要
物件名:立花日英ビル
住所:東京都千代田区
建物種別:ビル
工期:2016年10月20日~2016年11月5日
工事内容:外壁塗装工事(以下詳細)

  • 共通仮設工事
  • 直接仮設工事
  • 下地補修工事(打診調査~増減計算)
  • シーリング工事
  • 外壁塗装工事
  • 竪樋塗装工事
  • その他工事
シーリング

サッシ廻り、ベントキャップ及び打ち継ぎ目時にシーリング施工します。シーリングは雨仕舞において重要な役割を伴うものですので念入りに行う必要があります。

エポキシ樹脂注入ピンニング、Uカットシーリング

塗装に先立ちまして、下地補修を行います。今回の場合、施工範囲を全面打診しモルタル浮きのエポキシ樹脂注入も行いました。0.3mm以上の幅広のひび割れ(クラック)にはUカットシーリング工法を適用しております。

外壁塗装面における下地補修工事について詳しく知りたい方はこちら≫

高圧洗浄

弊社は「足場を掛けない外壁工事」をメインの業務として謳っている為、特に必要がない限りは足場を掛けずに作業をこなします…が、高圧洗浄時や外壁塗装工事などでは上記の通り塗料の飛散の恐れが高い為、足場で使用するメッシュシートを改良したものを使用し、「飛散防止養生ネット」として使用しています。
すぐ隣が駐車場である場合など、塗料の飛散により重大な汚損事故に繋がる可能性がある場合はメッシュシートとメッシュシートの間に不織布を織り込んで制作された特殊なネットを用いて施工する場合もあります。

微弾性フィラー塗布中
微弾性フィラー塗布 (下塗り)

これは「微弾性フィラー」と呼ばれる下塗り材を塗っているところです。この材料、厳密にいえば「下塗り」材ではなく「下地調整材」と呼ばれ、その名の通り「微妙に弾性」がありドロッとした状態で使用する材料です。下地を大げさに補修する必要のないひび割れなどはこの弾力がある材料で潰していってくれる、作業する側には、ある意味とても都合の良い材料です 。

微弾性フィラーだけでなく、他の弾性塗料もそうですが総じて弾性塗料は防水性が高いことが挙げられます。多少厚めに塗料を塗っていく必要があるのと関連していると思われます。

あくまで「微」弾性ですので弾性はそれほど強くなく0.3mm若しくは0.5mm以上の幅が広めのクラックに関してはそれなりの下処理をした上での塗装が必要となります。
また、吸い込みが激しい下地については微弾性フィラーの食いつきが良くない為、「シーラー」と呼ばれる下塗り材を下塗りに使用します。

立花日英ビル中塗り
中塗り

「下塗り」後、「中塗り」と呼ばれる工程に移ります。塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の
原則3回塗りで行われます。膜厚を確保し耐久性を確保することが主な目的ではありますが、塗ムラを抑えて見た目の良さを確保する役目もあります。通常、ローラー施工で下塗り1回塗りでムラなく仕上げることは極めて困難な作業です。下塗り+1回塗りの提案をしてくる業者はほぼないと思われますが、はっきり言って仕上がりは良くないです。

上塗り

同じ色の同じ塗料を用いて3工程目の上塗りを行います。中塗りの際にもご説明したように 「膜厚を確保し耐久性を確保すること」「塗ムラを抑えて見た目の良さを確保すること」がメインの上塗りです。確かに2度塗りの方が塗膜が厚く塗りムラが無い為明らかにきれいです。

先ほど「同じ色の同じ塗料」ということで説明させていただきましたが場合により、中塗りを上塗りより若干薄い色で塗り上塗りに実際に見える色を塗る場合もあります。

これは、第3者的にちゃんと2度塗りされているかどうか判別しやすいようにするためと、塗る側としても塗り残しが無いようにするための2つの利点があります。特に鉄部の塗装の際、鉄部は壁面のようにまとまった量を塗っていくことが少ない為、塗り残しが発生しやすい状況にあります。その際、中塗りと上塗りの色が違えばすぐに分かりますので、弊社でも取り入れてやっております。

近接状況
近接現場状況

実はこの現場、お隣で工事が行われており、施工する側の面は足場が掛けられない状況でした。弊社がこの工事に抜擢されたのはそういう理由であったのです。
この現場がいろいろと大変だったのは、工事に入ってすぐにお隣さんの基礎工事が始まってしまい、「くい打ち」がスタートしてしまいました。さすがに重機の真隣で作業するのは危険な為、杭打ちを行う数日間現場を空け、重機が敷地に入らない間を見越して一気に塗装を行う形で作業する工程となりました。

立花日英パノラマ
パノラマ

こちらは、スマホのカメラのパノラマモードで撮った写真です。実はこの写真の中に4名の塗装中の作業員が写っています。この日は他に2名の作業員がおり、工事は一気に進みました。

施工前&施工後

隣の近接の工事現場の状況で足場を立てられない状況化を踏まえ、かなりドタバタでの施工とはなりましたが、作業内容も仕上がりも満足いくものが出来上がったと思います。ただ残念なのは、隣に建物が建ってしまった場合、こちらの面が人目に触れることが無くなるということでしょうか。

将来的に見えなくなってしまう面ではございますが、外壁塗装工事は建物の美装だけでなく躯体の保全にもかかわる重要な項目ですので非常に意義のある工事だったと思います。

現場状況に応じて足場が立てられない理由はたくさんあると思いますが、そういう中で極力お客様に寄り添い不可能な工事を可能にすることこそが我々の役目だと思っております。
我々オフィスチャンプでは長年培った技術力と施工力で、コストはもちろんの事、より高い品質を目指すべく日夜励んでいます。様々な理由で足場が掛けられないなどお悩みの方は是非ともオフィスチャンプにお声がけください。

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