LIXILの安価で美しい外壁用タイル

これまでは水に強いという特性上、浴室やキッチンなど室内の水回りに使われる事が多かった”タイル”を外壁材として用いる事が人気を集めており、各住宅メーカーが新製品を導入している中で、取り分けて支持を得ているのがLIXILの製品です。
外壁に採用する事により得られる利点は多々ありますが、最も魅力的なのは従来の材料では得る事が不可能な高級感と重厚感です。
従来の様式のように下地が見えたり釘などが見える事がないので非常に滑らかな見た目にさせられますし、滑らかであるからこそ汚れが付着し難くメンテナンスフリーで長きにわたり美しい状態が保たれます。
汚れと共に付着するカビや苔の心配をする必要も無いため、木材のようにおよそ10年に一度の頻度で工事を依頼したり塗替え作業をする必要が無く、長い目で見ると多額の修繕費が節約可能になります。
通常そうしたメンテナンスフリーで美しさにも長けていて節約に繋げられる場合初期費用が高額になりますが、LIXILはタイルの持つ能力が高いものの高額であるという実情を打破すべく相場よりも大幅に低い価格で販売に踏み切り、今日のように外壁材としてのスタンダードに確立させた経緯もあります。
そして、塗装を必要としないタイルであるからこそ一件の住宅に対し複数の色合いを兼ね合わせる事も容易に行えるため、南側のように太陽光が当たりやすい面に対しては明るめのタイプを採用し、北側のように陰になる面には色味が濃いタイプを採用するといった使い分けをする事もできます。
方角により色の使い分けをするのは見た目がお洒落で明るい雰囲気になるだけではなく、太陽光が当たりにくい北側は気を付けていても雨による水垢やカビなど目立ちやすくなるので、それらをカバーするためにも柔軟に濃い色にさせられるタイルが重宝します。
また、製造工程においてレンガのように高温で熱して生成していく材料であるため、表面上に塗装している物とは違い長年にわたって南向きの面に使用し続けていても色褪せる事がありません。
そして、焼き上げて生成しているからこそ乾燥性に長けており、太陽光を浴びる事により自発的に素材の水分を蒸発させて乾燥状態にできるので、南側については一切のメンテナンスを行っていなくてもカビなどが生じないのも魅力です。
さらに、昨今は地震などの自然災害が相次いでおり住宅にダメージが生じる事例も稀有ではないですが、タイルは連なっている外壁材とは違い一つ一つが独立しているので剥がれ落ちたり破損した箇所のみ交換すれば良く、被害を最小限に食い止められ修理費用も小さくできます。

 

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