ビル壁面タイルの大規模修繕工事

様々な形態の建築物の中でも突出して高さが高い上に、様々な用途で利用されるビルの外壁に用いると良いのがタイルです。
石または砂といった天然の素材に対して高い熱を加えて焼き上げた物をタイルと呼び、耐久性と高級感の高さから元来は床材や内装に使用される事が多かったものの、今日では耐久性と高級感によって外壁材に用いられる事例も増えています。


また、外壁材として用いられる他の建材に比較すると、耐久性の高さによって要するメンテナンスの費用も小さくさせられるので、大規模修繕工事の際に要する費用も抑えられます。
そのようなタイルは大きく分けると3つの種類に分類可能であり、1250度を超える高温にて焼き固めて作り上げられるのが磁器質という種類です。
水に取り分けて強いという特徴を有しているため、水を与えても吸収しないですし硬さも硬いので耐久性にも優れています。
見た目上の透明性も高い様子から清潔感がある外観にする事ができるので、耐久性と美しさを両立させる事が求められるビルとの相性が良く需要が高い種類です。せっ器質という種類は磁器質に比べると僅かに低い1200度の熱を加えて作られているのですが、僅かに与える熱が低いが故に表面上に対して施す事ができる事が多いため、表面上に加工を行った上で外壁材に用いたい時に適しています。
磁器質やせっ器質に比較すると200度程度低い1000度の熱を与えて作られているのが陶器質という種類で、磁器質とせっ器質に比較すると吸水性が高いためビルの内装や外装の中でも、水があまり当たらない部分にピンポイント的に使われる事が多いです。


このようにタイルには手がける時に与える熱の温度によって種類が変化しますが、形状においても2つの種類が存在しています。
ビルを含めマンションなど様々な建築物の外壁材に使用されている割合が高いのが、平物もしくはユニットと呼ばれるタイプであり、長方形もしくは正方形の形状をした四角い様子が特徴的です。
そして、施工時に施工が容易かつ効率的に行えるように複数個の平物を並べた上でつなぎ合わせた物をユニットと呼びます。
ユニットはそれ自体が効率化を目的にして作られた物ですが、尚一層現場での作業が容易にさせられるようにネットを1つの単位にして取り扱うタイプなどもあります。
こうしたタイルを大規模修繕工事時にビルに施すと様々な入居者に柔軟に対応可能な外観になりますし、色あせや傷が生じずいつまでも美しい様相が維持し続けられます。


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