外壁塗装時のガラスのマスキング(養生)について

外壁塗装リフォームを行う時、工事中は窓ガラスの開け閉めが出来なくなると言われています。外の空気を室内に取り入れたい季節などの場合、少々不便に感じる人も多いと言えましょう。開け閉めが出来なく理由は、ガラスにペンキや汚れが飛び散るのを防ぐためのビニールシートのマスキングを施すからです。
業界で一般的に「養生」といわれるこのマスキングは、これまた業界では「マスカー」と呼ばれる養生材を使用してサッシ全体を覆い被せるようにマスキングします。
場合により、塗装用の養生テープや、養生シート、パイオランテープ等さまざまな養生材を使用して養生を行います。
窓を開けようとすると、テープ等で固定が行われているため、工事中は窓を開け閉め出来なくなるわけです。

壁面を塗装する場合より溶剤臭の少ない水性塗料を使用することが多いのですが、それでも塗料の匂いがします。
場合によっては、具合が悪くなる方もいらっしゃるため窓は閉めていた方が賢明です。

ちなみに、塗装工事だけでなくマンションのバルコニー内に絡む作業では、窓の開け閉めやバルコニー内への出入りや洗濯物干し等が制限され、日曜日や祝日の休工時に洗濯をお願いいただく場合が
ほとんどです。弊社ではなるべく早めに工程や告知を出したりしてなるべく通常の生活の妨げないように努力はしておりますが、工事の進行上やむを得ない点でもあり、いつも申し訳なく思ってしまいます。
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養生は地味な作業で塗装が完了した後はなくなってしまうので軽視されがちですが、実際のところ、この養生
の工程が終わった段階で塗装工事の半分は終わったものと言えます。養生の良し悪しが塗装の出来栄えを左右するといっても過言ではない為非常に重要な工程となります。良い職人さんの養生は非常に美しく、作業も早く的確で最終的に養生を剥がしやすいようにもなっています。

養生後、外壁塗装リフォームの流れとして塗装の工程に入りますが、塗装用のローラーが使用しづらい入隅等は刷毛を使用して先行塗装を行います。(業界用語で「ダメ込み」と言います)
その後、広い面はローラーで塗装して全体を仕上げていく形となります。

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