マンションの外壁塗装にかかる日数ってどれくらい??

新築のマンションであっても、年月と共に様々な部分が少しずつ劣化をしていきます。
その中で外壁部分は、風雨や紫外線にさらされていますし、大気中の汚染物質や砂などの汚れも付着しやすい状況にありますから劣化が目立ちやすくなります。
外壁はマンションの顔ともいうべき部分なので、劣化した状態を放置していると資産価値を下げてしまいます。
そこで定期的に外壁塗装を行うことが重要ですが、目安としては10~15年周期に行うことが望ましいとされています。
鉄部などはさびが発生しやすいので4~5年周期で行うと良いですが(実際は、外壁塗装とともに行う場合がほとんどです)、外壁はひびが発生したり藻や汚れが付着することを考えると10~15年周期が目安になります。

マンションの外壁塗装は、一般的な住宅の塗装工事と同じ流れで行われますが、足場を組み立てや塗装そのものに時間がかかるので、塗装工事が終了するまでにある程度の日数がかかります。
50戸未満のマンションであれば1~2ヶ月ほどの工事期間になりますが、50戸以上であれば2か月以上かかることもあります。
外壁塗装工事の流れとしては、まずは足場を組み立てるところから始まります。
足場を設置することによって作業員の安全を確保することができますし、高いところでも容易に作業することが可能です。

足場を組んだ後に高圧洗浄を行い、外壁の表面に付着した汚れを一気に洗い流していきます。
汚れを取り除くことで外壁の状態をはっきりさせることができ、必要に応じてひび割れたところや剥がれた部分を手作業で下地処理していきます。
(下地補修作業が先の場合もあります)
処理が終わったら塗料が付着するとよくない部分に塗料が飛び散らないように養生作業を行います。
一戸ずつ窓やベランダ部分の養生シートやテープを貼っていくことになります。
その後、下塗りと中塗り、上塗りの塗装作業を行い、塗料が完全に乾燥したら足場を取り外して工事終了になります。
下塗り
足場を設置することでまとまった費用がかかるため、産業用ロープを使用して懸垂降下方式で塗装作業を行う無足場工法があります。
ロープブランコ作業、ロープアクセス作業とも呼ばれるこの工法は
足場の安定性が損なわれるため熟練した作業員でなければできないという点はありますが、弊社では基本的にこの無足場工法で工事を行っております。
無足場工法により高額な足場設置費の節減、工期短縮による住民の方々のストレス軽減等のご好評を頂いております。

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