アパートなど賃貸住宅への入居を希望する人が下見に訪れた際、真っ先に見るのはやはり建物の外観で、第一印象の良し悪しはそこで決まるも同然です。誰からも好印象を持たれるきれいで住み心地の良さそうな外観の建物というのは、入居率を上げるためには欠かせないポイントであることは間違いありません。とは言え築年数が経過するほどに建物の老朽化は避けられず、長年の風雨にさらされた外壁も次第に見劣りするものとなってしまい、それが入居率の低下に直結してオーナーの悩みが深まる原因になってしまいます。
その事態を防ぐのが外壁塗装ですが、見栄えが悪くなってきてから慌てて塗装するのではなく、ある程度劣化の時期を予測して適切なタイミングを考えておくことが大事です。建物の印象をアップする塗料のタイプや色合いの選択など、他にも考えるべき点は数多くあります。何より気になる施工費用の把握なども事前にしっかり行っておく必要があり、オーナーとしての判断がその後の経営を左右してきます。施工費用は建物の規模や構造によって当然違ってきますが、スタンダードな2階建てアパートでは概ね200万円から300万円が塗装にかかる費用の相場と言われ、さらに足場代なども必要になります。外壁が劣化している度合いや使用する塗料のタイプや塗装面積などの違いによって大きく変わってくるため、建物ごとに実際見積もりをしてもらわないと正確な施工費用は把握できませんが、可能な範囲で下調べをしておいてコストパフォーマンスの良い塗装方法を選択することが重要です。例えば塗料の選択では、使用されている種類ごとに主成分に含まれている成分の違いからいくつかのグレードに分類されており、単価に少なからぬ差が出てきます。その差は耐久年数の違いにあらわれ、耐久性が高い塗料ほど高額となり耐久性が低くなるほどに価格も下がって行きます。単純に施工費用を安くしておきたいと考えた場合は耐久性が低めの塗料を選択すれば良いということになりますが、塗装し直す周期が短くなってしまうため長期的視野で考えた場合にかえって費用がかさむ心配があります。
足場代なども含め塗装工事全体にかかる費用を考えた場合、塗料代の節約がかえって出費を増やすことになりかねないため、その点もオーナーの悩みどころと言えます。入居率を低下させないためには外壁塗装のタイミングも重要で、色あせが始まっていたり湿気がちな箇所に藻やカビが繁殖していたら建物の好感度が一気に低下してしまい、入居を考えていた人が他のアパートに目移りすることにもなりかねません。劣化が目立ち始める前に速やかに外壁塗装に着手する必要があります。
弊社では、無足場工法等の低予算での工事も承っております。外壁塗装工事を考えているが、予算でお困りの方。是非、一度弊社までご相談ください。
ビル、マンションの外壁塗装、予算についてお悩みの方はこちら>>