日本住宅は坪数が30坪の118平米の住環境が多いので30坪118平米の住環境を元にして費用相場が考えられており、30坪118平米では65万円から施工して頂けより一層大きな40坪の住宅であれば90万円が相場です。
また、依頼する業者によっては初期費用が設定されている事例もあり、金額は各業者によって異なりますが施工前に20%で施工中と施工後にも40%に設定している事が多いです。
そして、外壁塗装の平均額を知る際には合わせて費用の内訳についても目を向ける事が大切であり、予め内訳について理解しておくと業者側から見積もりを頂いた時に金額の理由がわかりやすくなります。
20%に設定されているのが材料費と足場代であり材料費には主に塗料や養成シート、飛散防止ネットやシーリング剤、サイディングボードの費用が含まれています。
同じく20%の割合を占めている足場代は屋根と壁の繋ぎ目など高い所に塗料を塗布する時に利用する設備であり、外壁塗装という様相から塗料などに重きを置いて考えてしまいやすいものの、塗装工事でも建築時のように高い位置で作業する必要に迫られるため足場は欠かせません。
30%の割合を占めているのが塗装職人や足場を組む職人、営業担当の方などに動いて頂くための人件費で、高い技術を有している職人が数多く在籍している業者の場合は、平均よりも人件費の割合が高くなる事例もあります。
同様に30%に設定されているのが、業者の社屋や道具などを置いている工場から施工場所まで向かうための交通費などですが、塗装工事を施工するためには許可を得る必要があるため、30%の中には許可を得るための費用なども含まれています。
日本住宅は30坪の住宅が多いので65万円が外壁塗装の相場として考えられていますが、30坪よりも広いもしくは狭い住環境で生活している方は、外壁塗装を施す面積に塗料や養成シートなどの値段をかけ合わせて価格相場を算出する計算式もあるので、自宅が30坪ではないという場合には計算式を用いて算出するのも良い判断材料です。
さらに、相場に関係する要素として外壁塗装に用いる塗料の種類が挙げられ最も安価なアクリル塗料では1平米あたり1000円が平均値で、ウレタン塗料では僅かに高まり1800円です。
加えてシリコン塗料の2500円やフッ素系塗料の3500円というように長い耐用年数を有しているほど単価が高まり、15年から20年の耐用年数を持つ無機塗料などは5000円が平均額です。
