新築してから10年以上が経過すれば、住宅では様々なリフォーム工事を行わなければなりません。
建物は日々雨や太陽の光にさらされている状態なので、その中でも特に外壁塗装は優先して行った方が良いものと言えます。
しかし外壁塗装を依頼しようとなると、少なくとも数十万円ともなる費用が必要になります。
これらを一括で支払おうとすれば、日々の生活費にも大きな負担となることから、なかなか費用を準備することができずに、後回しにしてしまうケースも見られます。
しかし外壁塗装をせずにそのまま放置していれば、雨水がすき間から入り雨漏りの原因になることも考えられます。
それでも放置していれば、住宅の劣化は免れず、修理しようと思った場合には、外壁塗装の費用以上の料金がかかってくることになるでしょう。
劣化したタイミングで塗装を依頼したいけれども、なかなか費用が用意できないという場合には、リフォームローンを検討するのも一つの手段です。
このローンを利用することによって、高額な費用でも分割で支払うことができるので、家計にもそれほど大きな影響を及ぼすわけでもなく、大切な住宅のメンテナンスを適切な時期に行うことが可能となります。
一言でリフォームローンといっても様々な申し込みの選択肢があって、それぞれにメリットやデメリットもあります。
自分たちにとって一番良い申し込み先を決めることが重要です。
まず第一に住宅ローンと同じ金融機関に申し込む方法です。
現在住宅ローンを利用していて、その返済が現在でも続いているという場合には、住宅ローンを申し込んだ金融機関に同時に利用できないかどうかを相談してみます。
借り入れ状況によっては、低金利でリフォームローンを組むことができたり、一体型の住宅ローンに借り換えが行われるケースもあります。
二つ目には、住宅ローンとは別の金融機関にリフォームローンを申し込むという方法です。
しかし銀行では単体でリフォームローンを利用した場合には、住宅ローンよりも金利が高くなってしまいます。
そのため二つのローンの支払いによって、利息を余計に支払うことにもなってしまうでしょう。
リフォームにはどうしても、決して安くない費用が掛かってしまいます。
負担を軽くする為にも、まずは銀行に相談してみるのが良いかもしれません。