外壁塗装する場合には、平均的な大きさの一戸建て住宅の場合でも60万円から120万円ぐらいのお金がかかるのが基本になります。金額の違いは、建物の条件や塗料の種類によって生じます。いずれにしても、大きな出費が予想されますが、実は外壁塗装をする場合火災保険が適用できるパターンがあります。そのため、火災保険に加入していればぜひ知っておきたい情報になるのは間違いありません。
ただし、どのような場面においても外壁塗装に火災保険が適用できる訳ではありません。一定の条件を備えた場合のみ適用されると考えられます。そこで、どのような条件が必要かを見ていくと、まず一つ目は火災により外壁の損傷が生じた場合です。例えば、隣の家が火事になり自分の家は完全に燃えなかったものの外壁が真っ黒になってしまうことがあります。このような場合には、火災保険が適用を適用することができるでしょう。ただ、黒くなった部分の面のみ保険が適用されることになるだけで、全面的に塗装する場合には、黒くなった場所以外は実費になることを理解しておくべきです。もし気になる場合には、一部は実費になりますが全体的に塗装する方法もあります。
もし、自分たちの過失により自宅が燃えて外壁が黒くなった場合保険が適用される可能性は少なくなると考えるべきです。故意に火災を発生させた場合はまず適用されません。
二つ目は、落雷により外壁が損傷した場合です。多くの場合火災につながることもありますが、火災に発展しない場合で外壁にヒビなどが生じた場合にも適用されるといってよいでしょう。
三つ目は、爆発が起きた場合です。これはあまり考えにくいですが、近くの工場などで爆発した場合など外壁にダメージを受けることが考えられます。この場合も、保険が適用される例の一つになります。
四つ目は、風災による場合です。本州から南側で考えられるのは、台風の影響によるものです。風のみで外壁が壊れることはめったにありませんが、多くの場合近所から物が飛んできて外壁にあたり塗装がはげる場合やヒビ割れが発生することが考えられます。このようなときも、火災保険を適用して修理することが可能です。
最近日本で多発している水害により外壁が破損した場合などは、保証されることはありません。もし、水による被害で保険を適用したい場合には住宅総合保険と呼ばれるものに加入しておくとよいです。住宅総合保険では、何者かによる破壊行為で被害が生じた場合も保険が適用されます。
