大規模修繕における業者説明会の際…

マンションの大規模修繕の見積り提出後、会社案内や工事説明をしてほしいという事で
マンションの理事会に呼ばれてプレゼンテーションに伺うことがたまにあります。

私自身、このプレゼンテーションがすごく嫌でして…

マンションの大規模修繕になりますと、必ずと言っていいほど相見積もりになります。
正直この相見積もりも凄く嫌なのですが、まあ動く金額が金額ですので組合さん側の立場に立てば
致し方ない事なのかなとも思うのではありますが。

相見積もりはともかくとして、基本的に金額的には弊社が一番安くなることが多いのですが、
マンションのように多くの居住者の方がいらっしゃるとなかなか一筋縄ではいかないことが多く、
居住者さんと業者さんor居住者さんと管理会社さんが結びついていたりで自身が懇意にしている
業者に何とか発注させようと、もう時にはほぼケンカ腰で質問攻めにしてきます。

ちょっと前にも大阪でプレゼンテーションがあったのですが、居住者の方の一人がそんな感じで
ケンカ腰質問をしてきました。

・建設業許可は28業種全部受けているのか?
・専属の職人と御社はどういう契約なのか?
・会社規模が小さいが責任は取れるのか?
・内部留保はいくらあるのか?
・会社の職人はちゃんと平均した技術を持ち合わせているのか?
・社会保険は入っているのか?
・etc…

その他にもいろいろありましたがもう、ちょっと忘れました(^-^;

安全面、技術面、コンプライアンス面は東京都にも確認しておりますので問題ないと思われますが、
まあとにかく会社規模的なところはすごく突っ込んできます。内部留保の質問なんかは正直びっくりしました。
「お前の貯金はいくらか?」みたいなことですから。

大きい会社には大きい会社の、小さい会社には小さい会社のいいところがそれぞれございますので
各々の考えに沿って業者選定していけばよいと思うのですが、日本人的なブランド志向といいますか
親方日の丸的な考え方が根底にはあるんですかね…先日の記事でお伝えしました通り、必要であれば
大規模修繕瑕疵保険を付ければそれこそ、改修工事大手の業者以上の安心感を得ることも可能ですし。

東京では弊社のこういったことは減ってきましたが、弊社出張所がある大阪を中心とした関西圏では
まだこういうことはたまにありますね。

凄く気分が悪いので、次回からはあんまりひどい場合は辞退しようと思います。弊社及び工法のすばらしさを
理解してくれる方はたくさんいらっしゃいますし、何より、その方が精神衛生上良いですしね!

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