ビルの外壁塗装はなぜ必要なのか

ビルの塗料には耐用年数が存在し、一定の期間を過ぎると経年劣化してしまいます。
塗料によって耐用年数は異なりますが、見た目に劣化が見られるのであれば塗り替えを検討する必要性が出てきます。
外壁塗装に対して外見の美しさを維持することに焦点が当てられやすいですが、他にも重要な役割があります。

ここではなぜ外壁塗装の必要性があるのかをご説明いたします。

塗装の効果として挙げられるのは、建物の寿命を延ばすことです。
強い日差しによる紫外線や、雨風にさらされることで建物へのダメージが蓄積されてしまいます。
塗料が剥げた隙間から雨水が侵入してしまうと、雨漏りやカビの発生原因になります。
外壁塗装によって防水性を向上させることで心地良い住みやすさが維持できるのです。
使用される塗料の種類にはアクリルやウレタン、シリコンやフッ素などの種類から選択可能です。
以前はモルタルの外壁が主流だったこともあり、アクリル性のものが多く使用されていましたが、7年から8年程度で劣化してしまう耐久性の低さが問題となっていました。
シリコン塗料の場合には、耐性年数が10年から15年と倍近く現在の主流となってきています。
そのためビルの外壁塗装の選択肢としても選ばれることが多いのです。
弊社で最も多く使っているのも、このシリコン系塗料です。

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このように塗料には定められた耐性年数がありますが、実際に経年劣化を見極めるためには、ひび割れや塗料が剥がれていないかを目視点検が欠かせません。
洗っても落ちない汚れが付着していたり、カビやコケが生えていたり、触ると白い粉が手に付着したりする場合(チョーキング)が塗り替え時期のサインと言われています。
雨漏りなどの実害がある前に気を配る必要があります。
外壁が劣化しているのにも関わらず、そのままにしてしまうと雨漏りの原因になったり、下地の躯体を傷めてしまう原因になったりと
塗装はもとより下地の補修に多くの費用が掛かってしまいます。
建物内部に影響が及ぶ前に外壁塗装を検討いただければと思います

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作業は基本的に季節に関わらず行うことができますが、一般の家屋に比べてある程度の期間が必要です。
1ヶ月から2ヶ月、大規模なものでは3ヶ月以上かかりますので季節をまたぐこともあります。
地域によっては天候環境によって左右されますし、屋外工事であるため雨天中止で梅雨の時期には長引くことも。春や秋頃の工事が最適ですが、ご予約が集中することがございます。
ご検討中の方、まずはご相談ください。

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