北千住駅近ビルの外壁防水塗装工事

本日、6月16日に施工完了した足立区の北千住駅近のビルの完了検査をお施主様立ち合いの物実施、完了致しました。こちらのビル下の写真を見ての通り元々は伝説のキャバレー「ハリウッド」が入っていたビルでして現在はキャバレーは閉店しており居酒屋さんと漫画喫茶的なテナントさんが入っております。

施工前~施工後

今回このビルを施工させていただいたのは全体の工事ではなく漏水が確認されている面のみの塗装だったのですが、とにかく古いビルでどこから漏水しているかはピンポイントではわからず意匠的なことも踏まえてとりあえず漏水している面から施工していこうという運びとなりました。

実は、今回お見積りするにあたり2種類のお見積りを提出させていただきました。一つは「下塗り・中塗り・上塗り」と3工程で行う一般的な塗装方法の物、もう一つは「下塗り・主材塗り・上塗り」と3工程ながらも主材塗りと上塗りはどちらも2度塗り重ねる工法である為実質5工程で行う塗装方法のものです。

この工法で今回使用した材料は「ラフトンボースイタイルR」という材料でメーカー曰く「建築用塗膜防水材 外壁用アクリルゴム系」と謳っております。という事は「外壁用の防水材」と言っても過言ではないわけで、ウチではより防水に特化したいお客様に対して比較的多用する材料です。

で、このビル、もう使用しておらず漏水の原因にもなり得るという事で「ハリウッド」の文字看板を撤去することに隣地間隔が狭く足場を組めない、また物を飛散させられないという状況である為飛散防止養生ネットを設置した上での取り外しとなりました。

その後外壁打診調査の結果が出まして、それが思ったよりも不具合の数量は少なかったのですが、クラックや爆裂など一つ一つの不具合の内容が悪い!というわけでこりゃあ漏水の原因になりますわなと…(すみません、外壁打診調査周の良い写真がありませんでした…)

下地補修後シーリング工事となるわけですが、外壁目地については既存のシーリング材が存在せず、深さが20mm程度あったため増し打ち(既存のシーリング材がある場合それを撤去せずに上から被せる形でシーリング材を打ち込むこと)にて対処しサッシ廻りは既存のシーリング材を撤去後打ち替える形としました。

シーリング工事後塗装の工程へ。最初に説明した通り、複層塗材を使用したこの工法は「塗膜に厚みが付き躯体のクラックへの追従性が高い」=「漏水の原因となるひび割れが発生しにくい」というのが大きな特徴となるわけですが、そのためには必要十分な塗膜の厚みを確保する必要があります。全員で塗料の希釈率を合わせるなど、弊社職人のエースT君が音頭を取り上手く施工してくれました!

天候不良も重なり、なんだかんだで1カ月半ぐらいかかったのですが本日の完了検査ではお施主様にも喜んでいただき「次もまたお願いします」のありがたいお言葉が…とても嬉しい、勇気をいただける一言です!

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