東京|世田谷区のコンクリート打ちっ放し仕上げのマンション外壁補修工事

先日、世田谷区のコンクリート打ちっ放し仕上げのマンションの現場が完工しました。

こちらの現場はコンクリート打ちっ放しの表面がかなり劣化しており、巣穴、ジャンカ、クラック、爆裂などのオンパレードでして、実際に雨漏りが発生している箇所もありました。

劣化度から言って本来は前面的に打ちっ放し仕上げ風塗装をしたかったのですが、基本が「なるべく安く」的な感じでしたので「クラックと爆裂補修を中心にジャンカや巣穴は余程ひどいところではない限りは補修しない」のような形で仕上げる事に。基本的に「安く安く」みたいな仕事は基本的には請けないのですが他社で凄く高いことを言われたようなので少しでも協力できるようならと廉価版仕上げでのご提案でご納得いただき着工となりました。(今回はお客様の情熱に押されて施工しましたがあまりにお値段にこだわるお客様についてはそれなりの仕上がりなってしまう為お断りしておりますのでご了承ください。)

染込んでいる水垢や汚垂れが多々見受けられ完全には落としきれませんが高圧洗浄∔洗浄剤を使用してなるべく落とすように。落としきれないところは本来ぼかし塗装などを行いなるべく自然なシミのように見せたりするのですが今回はそれも無し、んー、「なんだかなー」ですが基本的なコンセプトを崩さないのも施工のうちです。

爆裂

お客様が一番気にしていたのが「爆裂」で爆裂によりモルタルが道路に落ちて第3者に被害が起きるのが一番まずいとのこと。確かに第3者災害は所有者の責任になる場合が多いので要注意です。

欠損

よく、「爆裂と欠損とどう違うの?」というご質問を受けますが、鉄筋が錆びて膨張し表面のモルタルを破壊、鉄筋がむき出しになっているものを爆裂と呼び、ただモルタルが欠けているものが欠損となります。欠損は原則美観上の問題ではありますが、場所によっては漏水の原因になったりしますので基本的には補修対象となります。

0.3㎜以上のクラック(ひび割れ)に対して一般的に行われるのがUカットシーリング工法と呼ばれるひび割れ補修工法です。場合によっては0.5㎜以上に適用と施工業者や地域によって若干違ったりしますがいずれにせよ比較的に大きめのひび割れに対して適用します。ひび割れに沿って電動工具で溝を掘り、溝の半ば程度迄シーリング材充填、残り半分に樹脂モルタルを充填します。今回は打ちっ放し仕上げですのでなるべく平たんに仕上げるように手工具・電動工具を使用してやすり掛けを行います。

裏面施工後…正直ぼかし塗装を入れたかったです…

外壁の下地補修の工法はいろいろありますが、その中で主なものをざっくりとご紹介しました。コンクリート打ちっ放しのビルやマンションの修繕依頼はよくあるのですがいつも悩むのがその補修レベルについてです。それこそ巣穴をほぼほぼきれいに潰して真っ平に仕上げ、コンクリート打ちっ放し仕上げにすれば凄くきれいになるのですがその分費用もかさみます。

お見積りの際の通りがかりにコンクリート打ちっ放し仕上げの修繕をしている現場などに出くわすと「どの程度のレベル迄きれいに仕上げているんだろう」とか研究しているのですが、以外にも巣穴はきちんと潰していなかったりクラック跡が残っていたりとキチンと補修されていない感じの現場も結構見受けられます。まあ確かにあの巣穴が多少ある感じの仕上がりが打ちっ放し風仕上げの風合いだと考えればそれはそれで良いのかもしれませんがそのあたりも人それぞれですね。

表面施工後…裏面よりも多少シビアに補修しました。塗装を入れているのでパッと見はキレイになってます。

今回の世田谷の現場の施工では下地補修の後、塗装工事、シーリング工事、防水工事を行い完成となりました。私自身としてはもう少しグレードの高い仕様での工事を行いたかったのですが、とりあえずはマンションの施主様も喜んでいらっしゃるので良しとしましょう!

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