ビル・マンションの外壁塗装業者の正しい選び方とは

建物の外壁工事には、どんな業者がいるのか?

外壁塗装を行う業者としては、多いのが戸建ての業者です。まずは戸建て専門か?ビルやマンションの専門なのか?によって大きく変わってきます。
業者としては、塗装専門、リフォーム業者、工務店など選択肢はたくさんあり、どこを選んでいいのか?
わからない方も多いと思います。戸建てでは、訪問販売で被害にあっている・・・という声も数多く聞きます。

建物の外壁工事の業者の種類

では、なぜこのような事が起こるのでしょうか?

外壁塗装の世界では手抜き工事がおおく、多くの現場でトラブルになっています。
それは、外壁塗装の業界特有の問題点があるからです。

  • 業者が手抜きをしていても、素人にはチェックできない
  • 普通の人は、工法や塗料について知らない
  • 工事や塗料に定価がない
  • 相見積りしても、共通の項目が少ないので比較できない

という現状があり、どこの業者を選んでいいのか?が分からなくなっているのが現状です・・・

なぜ手抜きが発生してしまうのか?

なぜ手抜きが発生してしまうのか?

リフォーム業者、営業会社、工務店は下請けを使って仕事をしています。つまり、職人を自社でもっていません。
リフォーム業者や営業会社は下請けを使って仕事をしているのが現状です。下請けに流れる金額は、契約金額の1/3程度になっているの事が多いです。

手抜き工事

ここで問題になるのが、下請け業者です。下請け業者は安い金額で仕事を受けざるをえません・・・
するとどうなるでしょうか?
>本来もらえる金額よりも、安い金額で仕事をしなければいけません・・・

つまり、手抜きが発生しやすくなります・・・

職人は営業をするのが苦手な人が多く、仕事を取ってくることができません・・・すると、営業が得意な会社の下請けをやらないと、食べていけなくなります・・・
もちろんですが、仕事が取ってこれないので、安い金額でも仕事を受けるしかありません。さらに、営業会社からはムリな納期などを言われたりします。

すると、本来3回塗らないといけない外壁を2回に減らしたり、下塗り作業で手を抜いたりします。
すると、本来10年もつ耐久性が5年になってしまったり、ひび割れがすぐに発生してしまったり・・・と不具合が増えてしまいます。

手抜きが発生しないためには、自社で職人を持っている会社に頼むのが一番なのです。
オフィスチャンプは社長が職人であり、自社で職人を育成しています。

塗装は職人技

外壁塗装は、全てカスタマイズサービス

現場で職人、ひとりひとりが手作業により、作り上げていくものです。建物の大きさや、場所、築年数、メンテナンスの状態、下地の状態などでどの塗料を塗ったらいいのか?選び提案するのも、本来職人の腕の見せ所です。

外壁塗装は人間が手作業で行っているため、最終的には、職人の技術によって出来が大きく変わってきます。

ローラーを使った外壁塗装

外壁塗装は、このようにローラーを使い、手作業で行われます。そのため、経験が必要になってくる業界なのです。

ローラーで手作業

見積りをとればわかりますが、会社によって全く項目が違います。
どの手順で,どんな塗料を,何回塗るのか?場所はどこにあるのか?建物は大きいのか? 隣接する建物が近いか?条件によって見積もりは変わります。
はっきり言えば、どの業者がよい!!と見分けるのは、非常に難しい事です・・・
だからこそ、業者を選ぶ一番のポイントは、施主様自身が、外壁工事、補修工事について知識をもち
業者が言っている事を、きちんと判断することだと思います。

正しい塗装の方法

下地処理と3度塗りが大切

塗装で一番大切なのは、下地処理です。きちんと洗浄をする。現在塗ってある塗料を確認する。などをきちんと行ったあと、やっと塗装に入ります。

きちんと洗浄

外壁塗装の場合、3度塗るのが基本となります。
悪い業者になると、2回しか塗らない・・・ということがありますので注意してください。
オフィスチャンプでは、3回塗りをいたします。

外壁塗装 3度塗り

まず、シーラーと呼ばれる塗料を下塗りします。シーラーとは、上に塗る塗料をしっかりと塗るためのものです。
シーラーを塗ることで、塗料の吸い込みが均一になります。ムラを防止するのに役立ちます。
さらに、2度塗り、3度塗りするときの接着剤のような役割をはたしてくれます。

見積もりを確認する場合「3度塗り」が明記してあるか確認してください。中塗りや上塗りとかかれているのが2度目および3度目の塗装となります。
内訳の見方がわからなければ、どれが下塗りで、どれが2度目および3度目の塗装分なのか聞いてみましょう。キチンとしている業者ならば、答えてくれます。
業者によっては、塗る回数ごとの単価を出さない・・・とうこともあります。

業者と交渉する場合、「塗装は何回塗ってくれますか?」と聞いてみましょう。

まとめ

いかがでしたか?なぜ外壁工事で手抜きが発生してしまうのか?についてわかっていただけたでしょうか?
手抜き工事にならないために、何度塗るのか?何色を塗るのか?についてはぜひ業者に確認しておきましょう。
手抜き工事を疑う必要はありませんが、あなたが塗装をよく理解していることを知り「ごまかしたらやばいな・・・」と思うはずです。誠実な施工をする業者ならば、きちんと説明をしてくれます。
外壁塗装や大規模修繕工事は大きな金額がかかります。きちんと情報を集めて、正しい業者に発注をするようにしてください。

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