ビルの外壁補修 U字カット工法とは
ビルやマンションは時間がたつとひび割れ、爆裂(ばくれつ)という建物がかけて穴が大きくなってしまう場合があります。これは、建物がコンクリートやモルタルで作られているからです。
U字カット工法とは、コンクリートのひび割れを補修するときに使う工法です。
ビルの外壁にできたひび割れは、大きさによって補修の方法が違います。
0.3mm以上の大きなヒビや亀裂の場合、Uカットシーリング工法を使って外壁を補修します。
U字カット工法とは
大きなヒビ割れのばあい、電動のカッターを使ってU字型にカッティングします。
そこに、「可とう性エポキシ樹脂」や「弾性シーリング材」という物を充てんする工法です。
1.電動カッターでクラック幅を中心にU字にカットをします。
2.内部を掃除します
3.シーリング材を充填(じゅうてん)します。
4.乾燥したら、平らに調節します。
大まかな流れをいうと、U字カット工法とはこんな感じです。
Uカットは呼び方にいろいろなバリエーションがあります。
Uカットシーリング、Uカットシール工法、Uカットシーリング材充填工法などと呼ばれています。
基本的には、どれも同じです。
Uカット工法は1mm以上のひび割れを補修する場合に使われる事が多いのですが、業者によっては0.3mm以上に使ったりもします。Uカット工法は幅10mm、深さ10〜15mmほどU字型に切り込んで外壁を補修をします。
エポキシ樹脂とは
ビルやマンションのクラックやひび割れの補修によく使われるのが、エポキシ樹脂です!!
エポキシ樹脂は接着力が非常に強く、いろいろなものとものをくっつける力を持っています。
ほぼ全ての電化製品、電子機器のプリント基板や、メモリ、CPUといった電子部品にエポキシ樹脂はつかわれています。
ビルやマンションのクラックの補修に使うものは、乾燥すると固まって非常にじょうぶな壁になってくれます。
そのため、大きなひび割れにもエポキシ樹脂が使われます。
U字カット工法の流れ
1、調査・マーキングを行う
まずは、外壁の調査をします。ヒビが入っている場所、大きさなどをチェックします。
チョークなどを使ってマークをします。
2、工具、電動カッターなどでU字に溝を作ります
ひび割れ部分にU字の溝を作っていきます。
3.外壁を清掃する
ハケをつかい溝の内部に残ったほこりや、チリなどを清掃をします。刷毛のほかにもエアーなどを使います。
4、シーリング材専用のプライマーを塗布します
5.シーリング材を充填します
コンクリートより、3mm~5mm低めに塗ります。
6.余った溝の空間に、ポリマーセメントモルタルを充填し、平らにならす
コンクリートの表面までポリマーセメントモルタルを充填して、たらいにならしていきます。
ポリマーセメントモルタルが固まるまで、雨水がかからないように注意します。
ひび割れはほおっておくと、どんどん大きくなる場合があります。 10年以上たったコンクリートには、ひび割れがある可能性があるので 充分注意してください。 |
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