マンションの外壁工事 足場を組むと泥棒や空き巣が心配
外壁工事でのよくあるトラブル 空き巣
マンションの外壁工事、よくあるトラブルの 一つに、空き巣の問題があります。
これは、足場を利用した空き巣です。
足場を組むと、足場をつかって、高い階の窓からかんたんに侵入することができます。泥棒が心配という方も多いと思います。
足場を組んでしまうと、素人が登れるほど、カンタンになってしまいます。
マンションの2階以上の家は、窓の防犯対策をしていない家庭が多いので特に注意が必要になります。
窓の防犯を強化する
ホームセンターに窓用の補助錠が売っています。さらに飛散防止フィルムや防犯シートを貼るなどの対策があります。
サッシにはめ込む突っ張り式のものなどは、取り付けが簡単でサッシをいためません。
窓の補助鍵はシール式の「T型防犯錠」があります。T型補助鍵は一個千円でかなり強度もあります。
外側から防犯シールが見えるので抑制効果もあります。
窓の防犯対策を見直そう
60%は窓から侵入している
泥棒の侵入経路として多いのが、玄関と窓です。実に60％が玄関ではなく、窓からの侵入です。
玄関は防犯対策が進んでいるので、開けるのに時間がかかります。最近の侵入経路として多いのが窓です。
窓を割って、鍵を開けるのにどのくらい時間がかかるか知っていますか?実はものの30秒ほどです。
1分もしないうちに、窓を割って侵入することができます。
窓ガラスを割るにはマイナスや千枚通しを使います。2ヶ所ぐらいガラスに穴をあけ、三角形にひびはいります。するとガラス面に三角形の穴を開けることができます。
これらをサッシとガラスの間に差し込んで、ガラスをこじるようにすると、ガラスにひびが入ります。
このガラスの割り方を三角割りと言います。
侵入までの時間を長くする
5分以内に侵入しています
警視庁発表によると、泥棒の窓からの侵入手口は「ガラス破り」が最も多いと報告されています。その多くが、5分以内という短さです。そこで大事なのが、いかに侵入時間を長くするか、です。
泥棒が侵入する時間を長くするには、防犯対策をすることが一番です。さらに、防犯対策がされている・・・と外からわかるだけでも、意味があります。泥棒が「ちょっとこの家は面倒だな・・・」と思えば、侵入をやめてほかの家に行く可能性が高くなります。
防犯用のフィルムを購入する
窓の防犯対策で一番最初に思いつくのが、窓がいかにして割られないようにするか、だと思います。
窓への対策としては、飛散防止フィルムや防犯シートを貼るという対策方法があります。
特殊なガラスを買うよりも安く済みます。シートの効果は10年ほどなので、定期的に張替が必要になります。
飛散防止フィルムとは
飛散防止フィルムは防犯効果がない・・・
飛散防止フィルムは、「ガラスの飛散を防ぐ」ためのものです。
大きさにもよりますが、だいたい1枚1,000円～2,000円ぐらいのがほとんどです。飛散防止フィルムには防犯効果は無ありません。
安いものは、安もの買いの銭失いになってしまいます。きちんと機能しなければ意味がありません。
まとめ
いかがでしたか?防犯がいかに大切か?どのように対策をしたらいいのかについて知っていただけたと思います。
マンションの外壁塗装工事やタイルの補修工事で足場を組む場合、このように防犯についてもしっかり注意がひつようになります。うちは大丈夫。と思わず、きちんと対策をするようにしましょう。
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