タイルが落下する原因と対策方法とは
職人の腕に左右されない外壁づくりができる
タイルには、湿式工法と乾式工法があります。湿式とは、モルタルを使って壁に貼る方法でビルやマンションの外壁に使われています。下の写真を見てください。
下地にデコボコしたレールのようなものがついています。そこに、専用の接着剤をつけてタイルを引掛けながら貼っていくのが乾式工法の引掛け工法と呼ばれるものです。湿式工法が知りたい人は、タイル落下のページなどを参照してみてください。
タイルの引掛け工法は、職人の腕が必要ないのが特徴です。さらに、タイルを貼るのに水を使用しないので、強度が強いという特徴もあります。
引掛け工法をする場合、壁側に専用の下地が必要になります。
引掛け工法・・・専用のベースに引っ掛ける工法
接着剤張り工法・・・窯業系サイディングを下地として専用接着剤で直接タイルを張っていく
タイルは落下しやすい
「45二丁タイル」が落下する?
ビルやマンションでタイルが落下した・・・なんて記事を見たことがありますか?
タイルが落下する場合,接着用のモルタルと一緒にタイルが落下してきます・・・石の塊が10階から落下してくるのを想像してみましょう。
もし自分の頭に当たったら・・・考えただけでともて危険なのがおわかりいただけると思います。
最近、ビルやマンションの外壁のタイルが落下する事故が増えています。「そんなバカな・・・」と思うかもしれませんが、これはよくある事です。高いマンションやビルからタイルが落下するところを想像してみてください。とても危険なのは、言うまでもありません。
しかし、なぜタイルが落下する。というようなことが起こるのでしょうか?
タイルが落下する原因は、実は地震ではありません。多くはタイルの接着力が低くなってきたからです。ビルやマンションでは「45二丁(よんごにちょう)タイル」と呼ばれる小型タイルを使っています。このタイルは、値段が手ごろで30cm角程度の大きさでシートになって販売しています。施工するのもカンタンなので、多くのビルやマンションで利用されています。その「45二丁タイル」が、はがれ空中から落下する事故が最近増えているのです・・・
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