ビル・マンションの改修工事
ビル・マンションの改修工事とは何か?
ビルやマンションは時間がたつと建物が劣化していきます。建物の外壁を、紫外線や雨風による劣化から守るために行う塗装の工事を外壁塗装と呼びます。
建物が劣化する場所は、内部と外部の部分があります。改修工事を行うと、グレードがアップし、耐久性や見た目もよくなります。
建物にとって外壁塗装を行うことは、必要不可欠です。一般住宅や集合住宅、オフィスビルや、博物館、図書館などの公共施設まで、ほぼすべての建物で外壁塗装やタイルの補修、防水工事などが行われています。
改修工事の目安とは
ビルやマンションの補修工事の目安について
ビルやマンションは、つねに風や雨にさらされているので定期的にメンテナンスや修繕工事をしなければなりません。塗料や工事の方法、下地のでき、メンテナンスの状態などで工事の時期や期間は変わります。
だいたいの目安は下記のように覚えておきましょう。
10~15年前後で補修する工事が必要になると覚えておくと大丈夫です。
ただし、大きな地震があった場合などは、外壁などが一気に破損したり、コンクリートに亀裂が入ってしまったりします。なるべく放置せず、専門家の意見を聞くようにしてください。
改修工事は、なぜやらなければいけないのか?
なぜ改修工事・メンテナンスが必要なのか?
建物は当たり前ですが、雨風にさらされているので少しづつ劣化していきます。地震などがあった場合一気にひび割れなどがおきますが、基本的には建物は時間をかけてゆっくり劣化していきます。
さらに日当たりがよい場所であれば、建物に太陽が当たります。太陽には紫外線があります。
ビルやマンションの外壁に紫外線があたると、建物の素材が劣化していきます。
下の写真はある商業ビルです。
タイル張りになっていますが、タイルが黒くなり、雨のシミと汚れがひどくなっています。
国道沿いにあるため車やトラックの排気ガスがひどく、外壁がすぐに汚れてしまいます。汚れている建物は、入居しようと思っているテナントの人が見ると。
「ちょっと・・・」「雰囲気が・・・」と思います。立地が良ければいいのですが、立地が悪い場合などは、ビルの外観と見た目はとても重要です。
建物はほおっておくと、ドンドン汚れ、劣化していきます。
ビルやマンションの場合、高さがあるので、どうしても人間の手だけでは届かない部分があります。
そんなときは、業者に依頼して定期的に清掃をするようにしましょう。定期的にメンテナンスしているビルは大規模修繕にかかる費用も少なくて済みます。
小さい点検を定期的にすることで、結果的に建物の維持費用は安くすむことも知っておいてください。
改修工事の時期について
建物は10年たつと一気に劣化します
建物を改修工事を考えるときにふと気になることがあります。それは耐久性はどれくらい持つのか?
ということです。工事によって年月は違いますが一般的に下の図のようになっています。
塗膜、防水層、シーリングは10年から15年で劣化が進みます。どんな材料で改修したのかにもよりますが、10年から15年ごとに修繕工事をすると、建物をきれいに維持できます。
正しい業者の選び方とは
外壁塗装を行う業者としては、多いのが戸建ての業者です。まずは戸建て専門か?ビルやマンションの専門なのか?によって大きく変わってきます。
業者としては、塗装専門、リフォーム業者、工務店など選択肢はたくさんあり、どこを選んでいいのかわからない方も多いと思います。戸建てでは、訪問販売で被害にあっている・・・という声も数多く聞きます。
では、なぜこのような事が起こるのでしょうか?
それは、業界特有の問題点があるからです。
- 業者が手抜きをしていても、素人にはチェックできない
- 普通の人は、工法や塗料について知らない
- 工事や塗料に定価がない
- 相見積もりしても、共通の項目がすくないので比較しようがない
という現状があり、どこの業者を選んでいいのか?が分からなくなっているのが現状です・・・
はっきり言えば、素人では外壁塗装のできを判断できません。
塗装面積の出し方とは
ビル・マンションの外壁塗装 面積の出し方とは
はっきりいうと、ビルやマンションの場合、塗装の金額を概算することはできません。それは、建物形や大きさなどで金額がかなり変わってしまうからです。
しかし、目安があります。一般的な住宅の塗装金額について考えてみましょう。
家を塗り替える場合
「延坪×3.3×係数=外壁の面積」 という計算式で、だいたいの金額が出ます。
係数は1.2から1.7くらいの範囲と言われています。
実際には1.2を使う事が多いです。あまりにも窓が多すぎる場合などはあまりないので、この計算で大丈夫です。
基本的に、塗装の費用は、塗装する外壁面積と塗料の単価によって決められます。
つまり、家の大きさによって値段が上下します。
延べ床面積から計算することができます。
塗装業者が面積を出す場合、図面から建物の壁面の大きさを計算するのが基本です。
建物をしっかりとはかり、広さを計算していきます。
ビルやマンションは、建物の大きさ、窓の数、エントランスの大きさなど、様々です。
塗料の選び方
正しい外壁塗料の選び方とは?
外壁の塗料には、種類があるのをご存知でしょうか?建物の形状や予算によって、使う塗料が変わってきます。
値段も高いものから、安いものまで幅広くあります。
外壁の塗料には種類があります。使う塗料によって、耐用年数が変わってきます。
さらに、塗り方によっても、耐久性に大きな差がつきます。
耐用年数 | 特徴 | |
---|---|---|
アクリル塗料 | 3~5年前後 | マメに塗り替えをする必要がある。 耐久年数が低い。 安く済ませたい人にはオススメ |
ウレタン塗料 | 6~8年程度 | 少し前までは、主流だった塗料 アクリル系よりは、耐久性がある。 6~8年程度で塗り替えが必要 安く済ませたい人にオススメ |
一般的に塗料は「白」が安く、濃い色だったり赤や青などの奇抜な色の場合は値段が高くなる傾向にあります。
塗料を3回も塗ります
外壁塗料、実は3回も塗っているのをご存じですか?
ビルマンションの外壁を塗る場合、まず高圧洗浄をします。高圧洗浄をして、汚れを落とします。
高圧洗浄をした後は、塗料を3度塗りをします。外壁塗装の場合、3度塗るのが基本となります。
悪い業者になると、2回しか塗らない・・・ということがありますので注意してください。
オフィスチャンプでは、3回塗りをいたします。
まず、シーラーと呼ばれる塗料を下塗りします。
シーラーとは、上に塗る塗料をしっかりと塗るためのものです。
見積もりに3度塗りが明記してあるか確認してください。中塗りや上塗りとかかれているのが2度目および3度目の塗装となります。
内訳の見方がわからなければ、どれが下塗りで、どれが2度目および3度目の塗装分なのか聞いてみましょう。
キチンとしている業者ならば、答えてくれます。
さらに、2回目と3回目の色を変える業者もいます。これは、はがれたときにはがれている箇所がわかるためです。しかし、これだと使う塗料が多くなってしまい、コストが高くなってしまいます。
なるべくなら、同じ色で塗ってもらった方がいいかもしれません。
タイルの浮きやすい場所の補修
商業ビルや、マンションには、タイルが貼られている場合が多くあります。
なぜ、タイルが多いのでしょうか?理由は、値段にあります。
商業ビルでは、軽量で耐火性能も高いALC(軽量発砲コンクリート) と呼ばれる壁材が使われています。
金額がやすいので、よく使われているのですが、下地がALCの場合、タイルや外壁を塗り耐久性をアップさせる必要があります。
軽量発砲コンクリートの上にタイルを張ると、耐久性が大幅にアップします。
よくある手抜きの事例について
外壁塗装では、手抜きが横行しています
残念ながら外壁塗装の世界では、手抜きは日常茶飯事に行われています・・・
業界の構造がよくないのですが・・・よくある手抜きの中で特に多いもののヒトツとして、高圧洗浄をしない。
というものがあります。
汚い壁面に塗料を塗ると、塗料がうまく密着しない場所が出てきてしまいます。
昔はブラシを使って手洗いなどをしていました。そのため、軽く洗ってから、塗料を塗る。ということが多く、はがれのトラブルが多発していた時期もありました。高圧洗浄が当たり前になったのは、ここ10年ほどかもしれません。
となりのビルとの隙間が狭い
ビルの隙間がせまくて外壁の補修が・・・
ビルの隙間がせまくて、外壁の補修ができない、やりずらい・・・と思っている方は多いかとおもいます。
ビルの隙間が狭い場合、足場が組めません。そのようなビルは東京や大阪名古屋など、大都市にはたくさんあります。
このような場合、外壁を補修しようとしても、足場を組むことができません。
さらに、隣のビルと仲がわるかった場合、トラブルの原因にもなりやすいことがあります・・・そんな時に、無足場工法という外壁工事の方法があります。
ビルの外壁補修 U字カット工法とは
コンクリートのビル ひび割れを治したいなら
U字カット工法とは、コンクリートのひび割れを補修するときに使う工法です。
ビルの外壁にできたひび割れは、大きさによって補修の方法が違います。
0.3mm以上の大きなヒビや亀裂の場合、Uカットシーリング工法を使って外壁を補修します。
ビルの外壁工事 よくあるトラブル
外壁工事でのよくあるトラブル 臭いがひどい
ビルやマンションの外壁工事、よくあるトラブルの一つに、騒音問題と並んで多いのが、臭いの問題です。臭いはかなり多くの方が被害にあっているトラブルです。
塗料の臭いは一度気になりだすと、毎日気になってしまいます。よくあるマンションの外壁塗装の問題についてご紹介いたします。
マンションの外壁工事 空き巣の被害
外壁工事でのよくあるトラブル 空き巣
マンションの外壁工事でのよくあるトラブルの 一つに、空き巣の問題があります。これは、工事のために設置する足場を利用した空き巣です。
外壁工事や大規模修繕工事のために足場を組んでしまうと、足場をつかって、高い階の窓からかんたんに侵入することができてしまいます。どのように防犯をしたらいいのでしょうか?
改修工事の内容について
ビルやマンションの改修工事には、種類があります。
足場を使わない外壁塗装工事をいたします。
浮いたタイル、はがれそうなタイルを
補修する工事をしております。
雨漏りしたら考える時期かもしれません。
建物の定期的な調査、報告は義務です。
高所の窓や壁をきれいに掃除いたします。
シーリング工事をいたします。
ビル・マンションの防水工事で雨漏れを防ぎます。
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